2016年2月17日水曜日

自作リキッドのススメ VG&PG編

( ゚Д゚)<永遠のテーマ


いろんなメーカーリキッド見てますと
VGで色んな比率がありますが、

( ゚Д゚)<何が基準なの?

って思った事ありませんか?

( ゚Д゚)<ぶっちゃけ今回の実験でも結論はでなかったけどね。

一般的には

・VGは煙を受け持つ
・PGは香料を溶かしこんで、VGに綺麗に混ぜる

なわけですが、昨今MAX VG
VG比率が高いのに、香料がきちんと乗ってるリキッドが増えてるわけです。

この辺はサブΩの流れで、業界の流行に対応してリキッドも変化した
としか言いようがないわけですが

自作沼的にはVPってどうすりゃいいでしょうね?というお話。


ある程度の法則性って無いのかなと実験して返り討ちしたYO


まず用意したのは
5ml

VP比率を、10:0 9:1 8:2 7:3 6:4 5:5




そして全てにタンジェリンオレンジを10滴の超濃い目に滴下


香料濃度を一定にして、VP比率だけ変える作戦




そしてひたすらスパーッと


現時点での結論

香料次第

と言いますのも

・最適な香料濃度
・VGの甘みを意識させない
・PGの香りを意識させない


おいしいリキッドへの到達は
この3つのポイントをクリアする以外ないのです。

センスの問題になりそうなわけです。


が、
まぁ僕のようにセンスがないと自覚のある方は
ひたすら実験すればたまにあたりも引けます。
あと経験値で予測が出来るようにもなりますので

( ゚Д゚)<スクラップ&ビルドを楽しもう。

極論これです。

メーカーリキッドで評判を呼ぶものなんてのは
センスのある人が更にスクラップ&ビルドしてるのです。
おいしいわけです。



実験結果としては
VG100%を吸ってみると、オレンジの甘みとグリの甘みが2つドスン。
一体感がない
煙全てに、フレーバーが充満という状態に持って行こうとして
PGを増やしすぎると今度はPG自体の香りが出てきます。

これを消すために香料を増やしてみようという仮説10滴セッティングなのですが
今度は、香料は香料で独立して、PGはPGの香りが出てきちゃう。


というのも、香料

( ゚Д゚)<濃きゃいいってもんじゃない。

香料ってあるポイントを超えると、ペタンとしはじめるのです。
今回のタンジェリンだと、
僕個人の舌では、
5mlベースに5,6滴だと3次元的に奥行きのあるおいしさなのです。
ジューシー、すっぱ甘い。

これが10滴まで行くと飽和といいますか、2次元的にペタッとし始めます。
ジューシーが引っ込んで、すっぱあまペタン。

この奥行きが消えると、PGの香りが途端に頭を持ち上げてきます。

PGに対しても最適な香料濃度ってのがあるわけです
個々人の舌の兼ね合いもありますが。

これがベーコンだったら1滴で全人類の舌の上で、濃厚ペタンだけどね。
それぞれの香料の1滴の味の濃さに対応してVPも変わってきちゃう難しさ。


なので現段階では

最初はVPを意識しないで
香料を味わいつくすを主体に考えたほうが良さげ

最初に

VP比率を固定して、例えばファンタジー混ぜただけとかで
香料滴下して、一番おいしく感じるポイントを探す。
こっちのほうが正直わかりやすいかなと。


香料の一番おいしい状態を覚えつつ、ちょっとずつVGを増やしてみたり

逆にPGを増やしたりしてみる。センスでちょっと一味足して泣き見たり
その中で個々人の満足できる煙量だったり、濃密さだったりを追い求める。


逆にVPを主体において
マックスVGに挑戦してやるぜVP82だぜ!とかもありだと思います。

まぁオーソドックスなやり方が
一番飽きが来ず長く自作沼を楽しめるんではなかろうかと。

%計算して全比率を作ってその中からおいしいのを探す手法もありますが
これ、香料種類が増えるとあっという間に2000パターンとかあるから
常人なら作ってる最中の200パターン目位で大体泣き入ります。
メーカーさんに任せたほうがいいです。



こんな感じかなーと。

あとは信じてスクラップ&ビルド

PG臭さもVG臭さも綺麗に消えつつ、
その香料が100%生き生きするポイントがどっかにいる
と信じて今日も混ぜ混ぜ。

さて、そろそろ2種混表も埋めないと・・・・・どこかにお宝がいるかもしれないと思うとモヤモヤ。


なお実験したオレンジ達は
VGPGで伸ばして、VP73の30mlベース30滴に生まれ変わらせて
スタッフ(僕)がおいしくいただいています。




とりあえず自作リキッドのススメ 4部作 打ち止め

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7 件のコメント:

  1. 通りすがり2016年2月18日 8:27

    最近はVG比率が高い事はいい事だみたいな風潮なので、なんでPGを入れないといけないのか常々疑問でした。

    自作をやってみないと分からない部分もあると思いますが、参考になりました。

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    1. アメリカやヨーロッパで、クラウドチェイスな人達が増えて
      →VG高めで煙も稼ぐぜ、でもおいしくもしたいYO
      って要望が高まったから、な流れだった気がします。


      まぁ香料自体がPGだったりするので最終的にPGは何かしら使われることになるんでしょうが。

      VGもファンタやケンエーやその他でそれぞれ微妙に甘みや香りがあるのでそれをごまかしたり、取り込んだりってので、香料との兼ね合いもああって、その辺のバランス取ってみたらその比率になりました
      ってのが正解な気がしてます。

      今度、ファンタVG自体の味を一つの香料と捉えて
      合う香料、合わない香料ってネタもやってみようかなと。

      合う香料ならMAX VG目指せるし
      合わない香料でもPG入れたらおいしく化けるYOとか
      一つの判断基準にならないかなーと。

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  2. まだまだPGVG比率までは気にするレベルに到達できてません^^;
    公開してもらってるレシピ参考に常飲リキをそろえるので手いっぱいです。
    防弾コーヒーも試してみたのですが、ジョーさんがちょっと薄すぎるのと
    ココナッツが強すぎたので、HACKのコーヒーのが個人的には濃くてよかったです。
    季節柄コーヒーがおいしい季節なので防弾コーヒー参考にして、自分好みの
    コーヒーができました、ありがとうございます。

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    1. 参考になったら幸いです。
      やっぱり冬のコーヒーリキッドは正義ですねぇ。


      どうやら僕の味覚だとジョーさんも結構濃く感じられるのですが
      中々味覚を伝えるのって難しいもんです。はい。

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  3. VGPGの比率ってむずかしいですよね
    VG比率高めが正義みたいな流行になってますが、別に煙量にこだわらなければPG高めでもいいのかなと思ってたり。。。
    実際、FUUさんとこのORIGINAL.SINとかVG40PG60なんですけど、すごくジューシーで美味しいですし

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    1. 最近、その香料が一番生き生きするVGPGの比率ってのが
      やっぱりそれぞれあるような気がしてます。
      カクテル系とかアブサンマンゴーはVG高くしたら
      アブサンが霞んで、マンゴーがくどくなっちゃったりとか

      あとはVGも世界中色々あるので、
      ファンタでは出せない味もあるんじゃなかろうかと
      沼深いです。

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  4. VG自体のバリエーションまで考え始めたら。。。
    沼レベル高すぎ。。。

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